動物たち満載のセラミカ(陶)の置物【ノアの箱舟】
マグノさん作。
細部までていねいに作られています。
船の上には動物たちや荷物が満載。
素朴で美しいノアの箱舟です。
素焼きにハンドペイントのセラミカ(焼き物)は、中部アンデス
アヤクーチョの代表的な民芸品のひとつです。
マグノさんの作るセラミカは、美しい色使い、ていねいな作り、
やさしい表情と、3拍子そろったぬくもり感いっぱいの逸品。
セラミカ(陶器)の置物【ノアの箱舟】
幅:約7cm×高さ:約9.5cm×奥行:約5.5cm 素材:陶器 ペルー製 かわいい小ぶりサイズながら、細部までていねいに作られた 素朴で美しい「ノアの箱舟」。 動物たちのやさしい表情、荷物の細かい模様。 ずっと眺めていたくなる逸品です。 |
手のひらに収まる小ぶりサイズ |
箱舟の両サイドには動物や鳥がたくさん乗っています。
細部までていねいな作り。動物たちの表情がかわいい。
【作者について】
作者のマグノさんは中部アンデス・アヤクーチョ出身。
アヤクーチョは1980年代後半に最もテロが盛んだった場所のひとつ。
多くの命が失われ、また、多くの伝統技術が失われました。
テロを避け、リマに移住する人も大勢いました。
マグノさんもその一人。
現在はリマ郊外に焼き物の工房を構えています。
セラミカの技法は父親から受け継ぎました。
兄弟や親族もセラミカ作りに従事する陶芸一家です。
おおらかな人柄は、作品にも表れています。
作品を窯に入れるマグノさん。 |
「屋根の教会」 マグノさんの出身地では、 数十センチほどの教会を屋根に載せ、 家を守るという風習があります。 |
【制作風景】
マグノ家のお隣に住むマグノさん のお兄さんの工房の作業風景。 粘土を型に入れている所。 |
上は焼く前に乾燥させている所。 下は素焼き後のものです。 |
彩色。ひとつひとつ丁寧に色を 付けていきます。 |